僕の過去を振り返って➀
こんにちは
今現在は大切なパートナーや家族と楽しい時間を過ごしている僕ですがかなり病んでた過去があります。。。笑
そんな自分の生い立ちを振り返りながらこのブログ発信に至るまで書いていきたいと思います…
ちなみにこの幼少期の話は自分の口からは他人に話したことがない気がする。笑
なんとなく、みんなとの違いを感じ始めた幼少期
僕の生まれは栃木の宇都宮市
生まれつき身体が弱く小児喘息を患っていたため空気の良い県内にある母方の実家に越して田舎で育ちました
両親と母方の祖父祖母それに妹の6人家族です
空気の良さと潮風が喘息に良いと聞いた両親が毎年、夏に海に連れて行ってくれたりと色々してくれて気づいたら完治していました
それからは鼻水垂らしながらかけっこしたりする普通の少年に育ちました
ところがある小4の春に母親の胸部から痼り(しこり)が見つかり母親が急遽手術することに…
その当時、鼻水垂らしてた少年でしたがなんとなくガンと言う病気がすぐ治る病気ではないというのを両親の表情の深刻さから察知していました
そんな僕の母親は特に優しく自分の身体よりも家族の事をとても大切にしていました
抗がん剤をして体調が悪い時まで家事をしていたのをにわかに覚えてます
それからは良くなるどころか入退院を繰り返し心身共に病んでいく母親を見ながら将来への不安と絶望感で当時泣き虫の僕は良く泣いていたような気がします笑
そんな僕の父親は優しいけど不器用で物静かな性格。
父親も子供2人の面倒と高額医療の請求があり自分の時間を犠牲にしてまで働いていたのでストレスと疲労で母親と亀裂が生じ始めてました
父は「早く死んでしまえ」と母に怒鳴り散らかしたことが原因で喧嘩したこともあり僕は父親が最近まで大嫌いでした
家庭が不安定だった僕は世間からの目を気にして無理に笑顔を作ったり家庭環境を誰にもバレないようにと生活をしていたので僕は周りとの違いに憂鬱感を感じてました
僕を救ってくれたもの
だんだん現実から逃げがちになった僕は高校で音楽好きの友達に出会いました
友達に教えてもらったニルヴァーナとブランキージェットシティーを知った時は衝撃でした
それ以外にも音楽各ジャンルにそれぞれ時代背景があって楽しむ以外にもメッセージを伝えたりしている事を知りました
人は鬱やネガティヴな気持があってもいいし音楽と言うツールを使ってそれを表現することができることにますます衝撃を受けバンドを始めました
バンドをしてるときだけが自分を肯定出来て現実からも離れれるのであまり家に帰らなくなってしまった…
最終的に高校卒業と同時には上京もしました
複雑な環境で幼少期の人格形成した僕は
現実から逃げ続けたり言いたい事や自分を隠し続けることが癖になってしまいました。。。
音楽で現実逃避をしていたそんな僕が上京して突きつけられたのは都会の冷たい現実でした
さらに妹からの一通の連絡
「ついにお母さんがついに危篤状態になっちゃった…」
遅かれ早かれこの状況が来ると思ってましたが頭が真っ白になりそこからは一瞬でいろんな物事が過ぎて行きました
母親の最後を家族で見守れたのでそれは幸いでした
しかし母が亡くなる前後の年で祖父と祖母も病気で他界してしまったので6人家族が一気に3人になってしまった。
それを目の当たりにした僕は大切な人といる時間の大事さというものを思い知らされました。。。
人生最初のお師匠さん
そして音楽の世界も現実逃避のままじゃ生きられるわけなく当時付き合ってた彼女にも振られ
一気にいろんなものを失った僕は当時、バイト先の料理人で人生の師匠だった斎藤さんというパンクロッカーの助言もあり何もかも捨てて雪山に篭る事にした19歳の秋
今思えばかなり病んでいた僕を救ったのは斎藤さんと断捨離のおかげでした。。。
その後の雪山で旅人との出会いもあり沖縄に行くことを決めました
雪山ですっかりスノーボードにハマった僕は自然遊びをするひとに憧れをもち沖縄で出会った先輩にサーフィンを教えてもらう事になります
そしてその自然の中で遊ぶことで体験したのが現実や都会では味わえない感覚でした
それと身体を動かす気持ち良さもあり生まれて初めてと思うくらい向上心が生まれました
だんだん自然に恩恵を感じ始めた僕はいろんな雪山や海を旅したいしどこでも働けるように仕事は料理人を目指す事を決意
そしてその選択でまた人生が大きく動いたのでした。。。
ここまでありがとうございました つづく